主さんの忠犬ときどき猫

主さんとのことや日常を綴ったブログです

処女を捧げる



あけましておめでとうございます。
今年もゆっくりブログの更新をしていくつもりです。





年内最後の逢瀬はとても充実した時間となりました。
いつも以上に主さんとゆっくりとした時間を持つことができ、年末の慌ただしさなど異世界のことのようでした。




自分自身が落ち着いてたことも大きく関係していたと思います。
何かにつけて主さんを信じられず不安になっていたことを思い出すと、主さんとの時間もどこか刹那的な快楽といったふうでしたし、何よりも自分の気持ちに振り回されて目の前のことを楽しむ余裕もありませんでした。




心の中であれこれネガティブに物事を捉え考えていると、自ずと内面のマイナス的な要素が体の外、つまりは見た目、発言、オーラ等にも影響してきますよね。
勿論、健康といった部分にもそれは跳ね返ってくると思います。
私事ではありますが、メンタルが安定しないと考え方も自分自身の気の巡りも悪循環ですし、そうすると体にも良い影響を与えることはありませんでした。




さておき――。



待ち合わせの場所からパーキングまでの僅かな時間でも、主さんは私の荷物を持ち手を繋いで下さいます。
その後向かったお店の中でも殆ど手を取って歩いてくださいました。



私が苛立って投げつけた小さな小さな要求も全て主さんは気にかけて叶えて下さったのです。
なんだかとても申し訳ないことをした気持ちでいっぱいになりました。
主さんはいつでも私に気を使って下さっていたのに、下らないひと言のせいで更に気を使わせることになってしまって…。


性格上、人を頼ることが苦手で、どちらかと言うと一人で風を切って歩くようなタイプです。
満身創痍でも弱みを見せられず差し伸べられた手を突っぱねて、本当は縋りたいのに素直にそれができません。
けれど、ずっと主さんに手を握ってもらってとても幸せでした。
寄りかかってもよい存在がいるという心強さと、その温もりに嬉しくなりました。



こうして歩いていればどこにでもいる普通のカップルです。
そこに何ら疑いなど抱かれるはずもないようなーー。
ゆったりとした日常は夕食を済ませるまで続きました。



お風呂上り、主さんが手にした黒の首輪をつけて頂きます。
24時間主従関係よりも、オンとオフの切り替えのあるスタイルが主さんにも私にも心地よいものです。
「ずっとご主人様の顔色をうかがうような関係は苦手だ」と主さんがおっしゃるように、私もそれは好きではありません。
首輪をつけて、扉を閉めた瞬間から二人だけにしか感じることのできない時間が始まります。



執拗に乳首を責められ緩い快感が絶え間なく押し寄せてくることに、じれったさが募ります。
もっと強い快楽がほしいーー。
体の芯はとっくに熱くなっているのに決定打のない責めは生殺し状態。
主さんに貫かれたい…、鞭で打たれて痛みがほしい…。
頭の中には様々の欲求が沸いては消えていきます。



「アナル、開発しようか」
新たな刺激が欲しい体に、未知の世界への誘惑はまるで救世主のようでした。



ブログでも書いた通りですが、アナルを使われることに抵抗がありました。
本当に気持ち良いのか、痛くないのか、けれど興味はある…。



迷わず首を縦に振っていました。
恐怖心などかけらもなく気持ちよくなりたい一心で。



外から軽い刺激を与えられたと、主さんの指がゆっくりとアナルに入ってきます。
何度も行ったり来たりを繰り返しやがては主さんの指一本を呑み込んでしまいました。



痛みはありませんでした。
幾分違和感はあったものの嫌な感じはせず、いつか主さんのモノを咥えたい…、ぼんやりとする意識の中で思ったことです。



もっと欲しい…。



あれほど苦手意識を持っていたアナルは、もう既に次の快楽を求めています。

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